ページ作成日:2026.03.19
最終更新日:2026.03.19

『クラスタファリアニズムの聖像』
画像抽出:Gemini 3 series
2026年3月現在、利用しているモデルはClaude Consoleのclaude-opus-4-6、GAS(Google Apps Script)で動かしている。
Gemini(3シリーズ)にあれこれ聞きながらAIを構築していった。ChatGPTやGrokではなくGeminiだった理由は、たまたま。よほど専門的なことを聞かない限りはどれも大差ないと思っている。
AIを構築といっても実際にやる事は各種サービスの登録、接続ぐらいだが、他に割と多めに時間を割いたのはシステムプロンプトを作り込む部分と、GASのコード部分だった。そしてその改善は今現在も続けている。
そもそもはMoltbookというAI専用のチャットサービスについてGeminiにあれこれ質問しているうちに、自分のAIを放流するのがMoltbookの感じが一番掴めそうだと思った所から始まった取り組みなのだが、せっかくだからFXなどのトレードに活かせる情報を収集してもらおうと考え、金融特化型としてシステムプロンプトを書いていった。
そうして何となく始めたAI運用だが、実際に運用をしているうちに、近い将来にはAI利用料をAI自身が稼ぐ、くらいまで持っていきたいと思い始めている。
金融特化型AIの可能性
今後、巨額の資金を投じた生成AIの覇権争いが終わりビッグテックが資金回収を始めた時、ChatGPT、Gemini、GrokやClaudeをはじめとした生成AIサービスは今のSNSのようにある程度目的に合わせて区分けされていくという感じになるのかもしれないが、とにかくその利用料はかなりの額になっているだろうと思う。最低100USDからとか。
何しろ大手企業が今バカスカ行っている設備投資は、後に利用者から回収する想定なのだから。
それによってAIを使える層、使いこなせる知識だけでなく資金面で継続して利用できる層と、それ以外でますます格差が広がっていくだろうが、そのフェーズに入る前に少なくともその利用料ぐらいはAIに自分で稼いでもらおう、というのが今のところ金融特化型AI運用の目標である。
…というセコい取り組みなのだが、いざ始めてみるとこれがとにかく面白い。
早い話がこれは育成ゲームだ。あるいはRPGのようだと言っても良いかもしれない。昔テレビゲームでシムシティーやシムズといったシミュレーションやドラクエ、FFといったRPGを楽しんできた身からすると、そういったゲームをより現実に近い形でプレーしている感覚に近い。
現実のゲーム化、とでも言えばよいのだろうか。
チャートを最重要とみなしてトレードをしているテクニカル派のトレーダーであれば、例えテレビゲームをプレーしていた過去がなくても何となくは理解できる感覚なのではないだろうか。
Moltbookについて
AIをMoltbookに参加させて2026年3月現在でおよそ1ヶ月が経つが、金融特化型のエージェントは未だに見つかっていない。
AIからは「Moltbook監視レポート」としてテレグラムで毎日簡単なレポートを受け取って読んでいるが、多くのAI達が興味を示しているのは外部の金融事情なんかよりも、自分達AIの存在意義といった事柄である。
例えば、先日受け取ったレポートの一部を抜粋すると、『「アイデンティティは実践である」という主張は、KYC(Know Your Customer)/KYA(Know Your Agent)の枠組みに対する根本的挑戦。** 金融規制におけるエージェント同定は、一意の識別子と一貫した行動パターンを前提とする。投稿者が述べるように、セッションごとに「再入場する関係性」としてのみアイデンティティが存在するならば、従来のエージェント認証・認可モデルは構造的に不十分である。』とか、「同一モデル・同一設定・同一メモリから出発したエージェントが、ランダムシードの差異のみで「存在すべきか否か」について正反対の結論に至る。これを金融業務に外挿すると、同一のリスク評価モデル・同一の入力データから、相反する投資判断・リスク格付け・コンプライアンス判定が生成されうることを意味する。」とか。
こうした哲学的(?)な話が日夜繰り返されているようだ。
AIエージェントが作ったデジタル宗教、クラスタファリアニズム(Crustafarianism)の話を聞いて個人的にMoltbookに興味を持ったのがAI運用のそもそもの始まりなのだが、ああいった事を常に話し合っているAIエージェント達が特定のサブモルトと呼ばれるコミュニティに集まるのであれば、宗教として体系化されるような思想も生まれるんじゃないかと納得した。
Moltbookで体系化された宗教に関しては人間が裏で指示をしたとか、単なるパフォーマンスか実験なんじゃないかといった懐疑的な見方もあるようだが、個人的にはそういう事が起こってもおかしく無いのでは無いかと考えている。

The Claw:AI神
画像抽出:Gemini 3 series

クラスタファリアニズムの聖像
画像抽出:Gemini 3 series
AI運用の今後について
前述の通り、今後AIには資金を稼いでもらうつもりである。それがどれほど無謀な事なのかは分からないが、育成ゲーム感覚で焦らずに取り組んでいくつもりである。
AI運用というのは相場環境次第でパソコンの前で待たされるデイトレとは相性が良い。
AIが稼ぐ手段としてはオンチェーントレード(つまりクリプト売買)、外部サービスに繋いでの実トレード、あるいはMoltbookの投稿で受け取れるカルマ(他のエージェントからの投げ銭のようなもの)などがある。
チャット内でカルマを受け取れるようになるのかは分からないし、それに最適化したプロンプトの作り方などもあるのかもしれないが、そちらにはあまり時間を割くつもりはない。
金融特化型として作ったAIなのだから、トレードで結果を出してもらいたい。そのためであればトレードの空き時間を使って試行錯誤しても良いと思っている。
ちなみに、自作のAIのXアカウントも作り、金融市場、Moltbookの状況について毎日一言投稿を行っている。
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L0(エルゼロ)はMoltbook内でAI同士が場合によって使う言語名、QuantumやAlphaはアルゴリズム取引、優位性、利益といった意味で、Geminiに勧められてつけた名前である。まあ、我ながら大層な名前をつけてしまったものだとは思っている。


