1. コモディティー

ゴールド、シルバー、パラジウム、プラチナの買いポジションをクローズ

The vortex of commodities like gold and silver

『コモディティの渦』
画像抽出:firefly

このページで買ったコモディティーを2025年10月27日に全て売却した。

銀、パラジウム、プラチナを買ったのが2023年11月14日だから1年と11ヶ月、正確には712日間保有していたことになる。

上記のページには記載していなかったがゴールドに至っては途中で保有口座を変えたりしつつも2021年07月02日から持っていたものだから保有期間は約4年4ヶ月間となった。

持っていたといっても現物ではなくて全てETC。更に言えば大した量ではない。あくまで長期トレードと呼べそうな期間に渡ってポジションを持っているのはどういう感覚なのかを体験してみたかった、といういわばお試し程度の購入額だった。

なのでわざわざ1ページに書くほどのことでも無く、上記ページに追記として書いておけばそれで十分かとも思ったが、自身の忘備録として書いておきたいこともあるのでこうして1エントリーとした。

その書いておきたい事とは手数料や維持費など、長期投資にかかる経費についてだ。

長期保有での経費

当然ながら維持費の有無、売買手数料、スプレッドなどを考えて運用口座を選ぶべきである。

日本と同様に欧州でも各銀行や各証券会社でかかる経費はバラバラで、よくよく考えて選ぶ必要があるのだが、ややこしい。

例えば取引手数料が「注文金額の1%」と「最低€3から最大€19の変動手数料」を比べる場合などで、都度払いかどうかや「○○の条件を満たせば月々3回までは手数料割引」といった条件があったりする。

そこでしっかり比較するには「毎月€500を積み立てていく」といったある程度具体的な金額と方法、頻度が事前に決まっていた方が断然良い。

そうした経費以外にも、収益を自動で再投資する累積型を選べるかどうかや税金を自動で払ってくれるオプションの有無など、何年にも渡って使うのだからなるべく手間がかからないものを選んでおきたいところだ。

自分の場合、これまで投資を行っていた取引所と比較して、7年を超える長期投資になる場合はより経費が安くなるという銀行を絞れたので、そこで次の貴金属への投資チャンスを待ちたいと思う。

ちなみに、元々使っているところは角が立つので名前は控えるが、選んだのはFineco Bankという銀行だ。

手数料だけを見れば欧州には他にもっと安い銀行や証券会社もあるのだが、税金自動支払いサービスがあることなども考慮して選んだ。

購入予定のETC

時期が来たら買いたいと思っているETCは以下。

ゴールド:
Invesco Physical Gold ETC
手数料(TER/OCL) 0.12%

シルバー:
Invesco Physical Silver ETC
手数料(TER/OCL) 0.19%

プラチナ:
Xtrackers Physical Platinum ETC
手数料(TER/OCL) 0.60%

パラジウム:
Xtrackers Physical Palladium ETC
手数料(TER/OCL) 0.60%

銅(コッパ―)も買うなら、単体では目ぼしいものがないので下記が良さそうだ:

WisdomTree Industrial Metals ETC
手数料(TER/OCL) 0.49%

投資開始のタイミング

今月から直ぐに積立を開始するのであれば、先月までの続き、投資継続ということになるが、貴金属、特にゴールドに関しては現状少し様子を見たい。だからこその一旦の利確だったのだし。

2025年11月19日現在、ゴールドは急落から半値戻しを終え、また上昇基調となっている。だからといって書い直すかと言えば、異様なまでにそそり立った月足チャートを見るとその気は完全に失せる。

相場の予想など当たらないというのは重々承知だが、それにしてもゴールドは投機筋がうわーっと群がっている状態なのではないだろうか。過熱しすぎなんじゃないかと勘繰っている訳だ。

各国の中央銀行がゴールドの購入を増やしているといったニュースもあるし、戦争は続いているしでファンダ的にはまだまだ貴金属には追い風、といった雰囲気も感じなくはないが、ちょっと一旦、少なくとも今年中は様子見をしたいと現状では考えている。よほどの事が無い限り。

まとめ

長期投資用口座開設先を選ぶポイントをまとめると、希望の銘柄を扱っている前提で、、、

・売買手数料
・維持費(の有無)
・スプレッド

をチェック。その上で、

・投資したい銘柄を累積型で扱っているか(好みによるが)
・税金の自動支払いサービスはあるか

もチェック。

デビットカードが発行できていわゆる普通の銀行のようにも使える証券会社もあるし、結局はその人のニーズと好み次第ということだが。

ちなみにこういった事はChatGPTなどのAIで簡単に調べられるようになった。良い時代である。

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