ページ作成日:2025.05.12
最終更新日:2025.05.12
検証016: 日足移動平均線9EMA
環境:
・日足がトレンド
・週足9EMAが思惑方向へ傾いている
エントリー:
1. 9EMAが思惑の方向とは逆に傾いている状態で9EMAを割った後、思惑の方向へブレイク。
2. 終値がEMAより思惑の領域でクローズ。
3. 9EMAをブレイクした足の1ティック上の価格がエントリー価格(その足の最高値・最安値がエントリー価格)。
4. 次の足がエントリー価格をブレイクしたらエントリー。
エグジット:
保有ポジションと反対方向のエントリー条件が発生した時 / 2本続けてキャンドル全体が9EMAの逆側に収まった時。
ロスカット:
1. 9EMAをブレイクしたローソク足の直下。
2. エントリー価格決定足と同じピップス前進で損切りラインを建て値に移動。
・検証結果の日時はGMT+2
メモ:
・損切り幅に合わせてボジションサイジング必要。
例:2023.09.01 09:15 (GMT+2)
結果
ノート:
EUR/USD:
・利用:YES
・プロフィットファクター(PF):13.13
獲得:15623.6 pips、損失:2489.1 pips、建値決済:47.00% (47/100)、(*2024.12 – 2013.8、約11年5ヶ月)
・勝率:30.00% (30/100)
・トレードチャンス:1.37回/月。最少:0回/月(2024.10等)。最多:3回/月(2019.05等)
・最大ドローダウン:8回(-210.3 pips、2021.10.26 – 2020.12.28、建値決済を除き損切り最長3回続く)
・ラリーウィリアムズ(Larry Williams)氏が考案したとされる手法のアレンジ。
・利用OKとしたが、条件付き。条件は以下。
・勝率30%、建値決済が頻発するが、利確設定に問題があったという事。数百pips前進後に建値決済で終わるケースが多い。実トレードでは、100pips程度前進したら半分を利確するなどの対策必須。
・トレンドの転換点で損切りが頻発する。週足、場合によっては月足も取り入れてのより厳格なルール設定が必要。つまりは日足以上の足でのトレンド、レンジの見極めが全てのトレード手法。
・スイングトレードだからしょうがないが、300pipsに達するような損切りも発生する。ポジションサイジングによほど気を使わないとメンタルに悪い。
・2014年の9ヶ月に及ぶユロルの暴落が検証結果に入っているため、全体的な結果には少しブレが生じている。そのため、2015年以降のみの結果も表示する:
獲得:5675.4 pips、損失:1957.2 pips、建値決済:50.57%(44/87)、勝率:27.58%(24/87)(*約10年)PF: 2.89