『AIの思考』
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AIトレードを開始して3ヶ月というタイトルにはしたものの、最初の1ヶ月超はコードエラーで注文が通らないという問題を抱え続けていたため、実際には1ヶ月半程度のAIトレード運用という事になる。
状況としてはまだまだ使えそうな戦略をコードに落とし込み、それをアップデートしながらデータを取っていくという最初期のフェーズにいる。
そうした中でほんの少しの前進としては、1ヶ月程度にわたって実トレードを行いデータを取ってきた手法の1つが、トータルプラスで終えられた事である。
ちなみに、機械を使って自動トレードをすることをシステムトレードというのかと思っていたが、自分のようにDEX、オンチェーンでnode.jsなどの実行環境で自動トレードを行うトレードはボットトレードというようだ。そしてトレードを行っているAI(というかプログラム)はDeFi Bot(分散型金融ボット)と呼ぶようである。…呼び方などどうでも良いことではあるが、それにしても世の中どんどん複雑化していっている感は否めない。
使えそうなデイトレ手法
7月のレンジ環境で3週間、それに8月19日のクリプト急騰からのトレンド環境(と呼ぶにはまだ早いがとにかく高ボラ環境)でおよそ10日間、実際にプログラムを走らせ検証した。
アルゴ(というかボット)にはやはりスキャルピングだったり超短期デイトレを担当してほしいと思っていたので、個人的にはあまりなじみのないスキャル的な手法を、AIとの壁打ちで何とかコードに落とし込んで改良を重ね、夏休みという事もあってコードには一切触らずにトレードデータだけを集めた。
プラスといってもGAS代とよばれる手数料を含めてかろうじて、というレベルなので、今後もブラッシュアップというか、手法、コードの最適化はどんどん行っていかなければならない。
ボットトレードと実トレードの違い
手動で行ういわゆる裁量トレードがある程度分からなければ、ボットトレードをはじめシステムトレードを行うのは難しい、というのはその通りだと思うが、自動売買というのは好みがはっきり別れるだろう。
それは実際のトレード以外にとにかくやる事が多すぎるからだ。
自分の場合にしても、遊び半分でMoltbookでのAI運用をするための環境をコツコツと整えてきていたから良かったものの、いきなりボットトレードを目指していたら続いたかどうかは分からない。
流れとしてはボット作成、サーバー取得、取引所接続程度の話だが、例えばトレード報告を受けるためにテレグラム接続をしたり、取引所への入金はMetaMask経由だったり、中々トレードの手法をじっくり考える段階に辿り着かない。
それにようやく手法を考えるフェーズになったとしても、稼げる手法を知っていることはただの前提である。それをコードに落とし込んでいかなければならないからで、延々とチューニングを繰り返していく。トライ&エラーというやつだ。
トレード手法のコード化をやっていて気付くのは、ギチギチに理詰めで確立された手法だと思っていても、手動トレードでは結局トレーダーの感覚に頼っているということである。
ボットトレードにおいては全てを数値化しなければならない。
例えばピンバーをサポレジ転換の目安に使うということだって、ヒゲと実態の割合は何対何からピンバーと呼ぶのか、短かすぎたり長すぎるピンバーも含めるのか、短すぎるピンバーとはどの程度以下か、長すぎるとは数値にするとどの程度か。
そして「こういう状況なら短いピンバーも採用するけど、こういう状況だったらしない」を再現性のある形に成形し、コード化する必要がある。
それには過去の類似事例での確率を集計し、数値としなければならない。トレードにおいては数値がボットとの共通言語だという事である。
こういったチューニングを延々と出来る人間はというと、それ自体が仕事の金融機関の人間か、あるいは待ち時間の多いリモートワークの人間(そういう仕事があればだが)、あとはリテールトレーダーくらいのものなんじゃないだろうか。
そしてこういう作業が楽しいと思えないと続かないだろう。自分の場合は楽しいまではいかなくとも嫌いではない。
そんな訳で、超薄利とはいえ少しでも良い結果が出ると喜びもひとしおな訳である。
とはいえ永遠と思えるほどにチューニングは続いていくのだが、、、


